タンポンやナプキンより便利！？新しい生理用品「月経カップ」とは

生理用品の新たな選択肢「月経カップ」

毎月訪れる生理。
みなさんはどう処理していますか？

市販の紙ナプキンを使っている人が圧倒的に多いと思います。
でも、あれ。
予備を持ち歩くのはかさばるし、ムレやかゆみが気になります。

布ナプキンを使っている人もいますよね。
でも、あれ。
洗うのがめんどくさすぎます。

スポーツをしている人やムレるのが嫌な人はタンポンを使っているかもしれません。
でも、あれ。
取り出すときに手が汚れたり、こまめに取り換えないといけないのが面倒だったり、滅多にないけど毒素性ショック症候群が怖かったりします。

どれも一長一短があります。
(それは月経カップであっても同じですが……。)

そんな生理用品の新たな救世主「月経カップ」をご存じでしょうか？
日本ではちょっとレアなのですが、なかなか使い勝手が良いのです！

試してみてはいかがでしょうか！

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→【コラム】生理痛がひどい！生理痛を和らげる方法はないか考えてみた(http://modecole.net/349)

月経カップって何？

月経カップはタンポンのように膣内に入れて経血の漏れを防ぐ生理用品です。



見た目はこんな感じ！

(引用：https://mamapress.jp/)


(引用：https://medicalnote.jp/careme)

(￣д￣)

ただのカップですやん……。

そうです。形はただのカップです。

・こんなのが膣内に入るの？

柔らかい素材なので、開口部を折りこむようにして入れればちゃんと入ります！


(引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/)

避妊具ではないので、そんなに深くまで差し込む必要はないです。
正しく挿入できると、膣の中でカップがカポっと開き、経血を受け止めてくれます。

・経血カップを使うメリットってあるの？

実はたくさんあります！

・ナプキンやタンポンより長時間使用できる
人によりますが、最大12時間程度使用できるようです。

・タンポンを使うときの懸念点、毒素性ショック症候群の問題解決

・紙ナプキンやタンポンのようにダイオキシンや有害物質を体に取り込んでしまう問題も解決

・洗えば何度も再利用できるので、結果的に経済的！
紙ナプキンを毎月買うと結構お金かかりますよね、使い捨てですし。
そして、月経カップは環境的にもエコです。

・布ナプキンのように「洗うのが大変、汚れが落ちない……という問題も解決
布より汚れが落ちやすいので、洗うのは楽です！

・経血が外気に触れることがないので、「臭い」の問題がほとんどない
気になる臭いの悩みともおさらばできます！

・手ぶらでトイレに行ける
ナプキンやタンポンを入れたポーチをトイレに持って行く必要はありません。
(もちろん、何時間も放置でOKなわけではないので、ご注意を！)

・生理中でも水泳や温泉OK！
タンポンと同じです。
正しい挿入の仕方をすれば、外れることはまずありません。

・自分の経血の量や状態をきちんと自分の目で確認できる
→健康管理に役に立ちますよね。
結構大事なことです！

え、メリット多すぎじゃない？
そうですね、これだけメリットがあるなら使ってみて良いと思いますね。

・逆にデメリットってあるの？

まあ、でもデメリットも当然あります。

・あんまり安物だと健康被害に遭うかも
安すぎるシロモノは避けるべきです。
染料が染みだすなどの害があるかもしれません。
100均の安い化粧品や食器が危ないかもしれないのと一緒です。

・最初は使い方が難しい
正しい使い方は慣れればわかってきますが、最初は戸惑いますよね。
また、自分の膣に触れたくないという人には向かないかも。

・日本では入手が難しい
これについては後述します。

・洗浄をする必要があるので、清潔な水が確保しにくい場所では使いにくい
ウェットティッシュ、おしりふき、清浄綿などで代用する手はあります。

・外出先でカップを交換する場合、洗う場所がないと困る
災害時やキャンプなど、長時間綺麗な水で洗えない環境の場合は向きません。

・交換のタイミングを把握しておく必要がある
キャパオーバーすると当然ながら溢れます。
でも、トイレに行きたくなったら、その場で確認すれば良いことなのでそんなに心配する必要はありません。
(そのぐらいなら余裕でもちます。)

・異物感がすごそうじゃない？

異物感を感じる場合は、たいてい正しく膣内に入っていないと思って良いです。

てっとり早く正しく入っているか確認する方法があります。

それは……。

「深く咳をする」

です。

咳はいきむときと同じように股間の筋肉を使うらしいので、正しく入っているか心配なときはやってみましょう。

正しく入っていないと、何かの拍子に経血が漏れてくる可能性があるので、必ずお家やトイレで確認することをおすすめします！

正しい使い方はこちらのサイトが詳しいです。
→http://howtomanga.jugem.jp/

月経カップの入手方法

月経カップはアメリカでは半世紀前からすでに普及しているのですが、日本ではあまり知られていません。

そのため、海外の輸入販売などで購入するのが一般的です。

大手サイトなら、輸入品の月経カップを日本語で購入することも可能です。
手数料などを取られたくないなら、海外メーカーの公式サイトから自分で買う方がお得に済みます。

ネットで「月経カップ　購入」などのキーワードで検索してみましょう。

また、月経カップはメーカーによって大きさが異なります。

「Sckoon Cup」、「Keeper」、「Diva Cup(ディーバカップ)」、「Moon Cup」、「Soft cup」、「フルール」などが有名です。

こちらのサイトなどで各メーカーの特徴を調べて購入しましょう！
→生理用品の月経カップって知ってる？入手方法や使い方を解説！